DeNA佐野恵太外野手(25)が8月度の「大樹生命 月間MVP賞」を受賞した。8月は打率3割4分3厘、6本塁打、22打点の活躍でチームをけん引し、初受賞につなげた。

初めてレギュラーをつかんだ今季は開幕から全試合4番で出場し存在感をアピール。ラミレス監督の起用に結果で応え「初めての受賞ですし、あまり実感はないんですが、1日1日がむしゃらにプレーしていたからこそだったのかなと思います」と喜んだ。

8月の成績を振り返り「打点を多く積み重ねられたので、そこが一番うれしいです」。8日時点で打率3割5分1厘、93安打はリーグ首位打者と同最多安打に立つ。好調を維持する要因について「1日の終わりに、その日の反省をしっかりとして、次の日に向けて準備をするという作業が毎日できている。それが打撃が安定している要因だと思います」と明かした。

自身初の個人タイトルも視界に捉えるも「シーズン中盤だし、あまり首位打者は気にならない。とにかくチームの勝利に貢献できるようにというところなので、気にならない」とし「中盤、終盤に差し掛かっていく。しっかりと打点を稼いでチームの勝利に貢献できるようにやっていきたい」と引き締めた。