巨人坂本勇人内野手(31)が3打席連続弾で、原監督の川上哲治氏に並ぶ球団最多の監督通算1066勝を引き寄せた。

「本当にね、僕が19歳から偉大な監督の下でプレーできていることをうれしく思います」と話した。

まずは3回だった。1死二塁から右中間へ先制の12号2ランを運び「ここのところね、いい当たりがあんまりでてなかったですけど、久しぶりに気持ちのいい完璧なホームランでした」と振り返った。6回の第3打席で13号ソロを放ち、迎えた7回の第4打席では、だめ押しの14号ソロ。「強いスイング心がけて、もう1点ほしい場面だったのでいいバッティングができてよかったです」と笑顔を見せた。

この日の3本塁打で、一時2割前半に沈んだ打率は2割7分7厘まで上昇。15試合連続安打と、本来の調子を取り戻している。「まだまだね。チームに迷惑をかけた分、これからもっともっと取り返せるように、1日1日大事に頑張りたいなと思います」と意気込んだ。