中日与田剛監督(54)らコーチ、選手、スタッフがナゴヤドームに設置された故高木守道氏の遙拝所で黙とうをささげた。この日は1月に78歳で死去したOBで元監督高木守道氏の追悼試合。試合前練習終了後に、矢野球団社長、加藤球団代表、京田選手会長を始めとする1軍選手、スタッフ、球団関係者約90人が遥拝した。与田監督以下、コーチ、選手は試合前練習から、高木氏の現役時代の背番号1、前回監督時の88のユニホームを着用。試合も同じスタイルで戦う。

午後2時開始の試合では、試合前、試合中のイニング間に高木氏の現役時代からの映像を流す。巨人と最終決戦で優勝を争った94年10月8日のナゴヤ球場スコアボードを再現。ファーストピッチセレモニーでは、高木氏の長男道彦氏(43)が投球、10・8決戦でスタメン出場したパウエル巡回打撃コーチが打席に立ち、中村バッテリーコーチが捕手を務める。