阪神は12日、矢野燿大監督(51)が内規違反の会食を行っていたと報じた一部夕刊紙報道について以下のコメントを発表した。

「一部報道にあった矢野監督の会食については、事前に球団本部の責任者が相談を受け、チームの外食許可日かつ比較的感染者数の少ない広島での開催であり、監督のチームマネジメント、チーム力強化に資する内容と判断したため、球団として許可を出しました。今後は遠征先での外食は一切禁止とし、引き続き感染拡大防止に努めてまいります」

報道では矢野監督は夏場の遠征先で内規に定められた「4人以内」を上回る人数の選手、関係者らと会食。球団側は黙認し、この問題を隠ぺいしているとしている。阪神は9月25日、5選手のコロナ感染と同19日に名古屋市内で球団内規を破った外食があったことを発表。内規違反に対し、10選手とスタッフ1人に制裁金を課している。