元阪神のヤクルト歳内宏明投手が気持ちのこもった投球を見せた。1633日ぶりの甲子園。両チームのファンに温かく迎えられたが、4回1/3を2失点で降板。

「古巣相手で気合が入りましたが、初回から少し力んでしまった。徐々にリズム良く投げられたが、4回5回とピンチで粘れず、失点を許し悔しい。もう少し長いイニングを投げたかった」。今季8度目の完封負けで、借金はワーストタイの21となった。

▽ヤクルト高津監督(古巣相手に先発した歳内について)「感情も高ぶったと思うが、コントロールよく、低めを狙って空振りを取れた。できればもっといってほしかったが、よく投げた」。