「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が26日、都内で行われ、楽天石井一久ゼネラルマネジャー(GM=47)が4球団競合の末、ドラフト1位で早大・早川隆久投手(4年=木更津総合)の交渉権を獲得した。

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◆巨人原監督 非常にいいドラフトでした。バランスが良く、100点に近いと思います。佐藤君を取れなかったのは残念ですが。(抽選は)福があって欲しいという気持ち1点でした。

◆中日与田監督 100点です。(1位の高橋は)早い段階から1軍に上がれる投手。全体的にいいドラフトだったと思う。(育成3人は)時間がかかってもしっかり育てたい。

◆阪神矢野監督 かなり100点に近い。高校生のとりたい選手がとれなかったマイナスはあるにしても、この順位でこの選手をとれたというのもある。100点に近いと思っています。

◆DeNA三原球団代表 牧選手はうちの補強ポイントに合う。2巡目で獲得できたのは非常にラッキー。非常にスムーズでバランスのとれたドラフトでした。私自身は満足しています。

◆広島佐々岡監督 (1位の栗林は)すべてにおいて素晴らしい投手と思う。真っすぐの強さ、変化球、コントロールもいい。昨年は森下を取ったが、同等の活躍をしてくれると思う。

◆ヤクルト高津監督 (自己採点は)100点です。大学生の投手2人と内外野、高校生の投手、捕手と、すごくバランスのとれた、いいドラフトになったんじゃないかと思う。

◆ソフトバンク工藤監督 うちの内野手は年齢も上がってきている。指名した高校生たちが、早く1軍で活躍できるように、将来は日本を代表するような野手に育てたい。

◆ロッテ井口監督 左腕プラス先発投手で考えていたので、我々の予定通りの選手を獲得できました。(早川投手も含め)できれば2人欲しかったのですが、そうはいかないので。

◆西武辻監督 スカウトが努力をして、足を運んでみた目で判断してやったわけだから、我々現場はそれを信じてまたやるだけだと思います。みんな楽しみですよ、本当に。

◆楽天三木監督 チーム内で切磋琢磨(せっさたくま)しながら高め合っていくことが大事な部分。早川投手のような力のある将来性の高い投手が加わるといろんな意味で影響がある。

◆日本ハム栗山監督 (伊藤は)北海道出身で絶対に縁があると信じていた。両方(先発、抑え)とも可能性があるピッチャー。(指名全体としては)本当に「ヨッシャー」という感じ。

◆オリックス中嶋監督代行 (福岡大大濠・山下を1位指名し)スケールの大きい、素晴らしいピッチャー。必ず将来、2、3年後にはエース級のピッチャーになると思う。