広島ドラフト6位指名の亜大・矢野雅哉内野手(21)が10日、都内の同大学で広島松本、尾形両スカウトから指名あいさつを受けた。

遠投125メートルの強肩を生かした守備と50メートル5秒9の俊足を大きな武器とする。ドラフトは下位指名ながらも、遊撃のレギュラー奪取の下克上を誓った。「スタートラインに立てた。プロに入れば(指名順位は)一緒。1年目からレギュラーとして出られるように頑張っていきたいです。これまでの野球人生もそうですし、この4年間でも大きく成長して、それだけの自信を持っています」。ゴールデングラブ賞受賞経験もある先輩田中広に挑む覚悟はできている。

松本スカウトは「肩が強いので、みんな見たらびっくりすると思う。1年目から守備は1軍で使えると思う。足もある。よく練習するので、カープに向いている選手だと思います」と期待する。