オリックスのスティーブン・モヤ外野手(29)が、成田発米国ダラス行きの便で帰国した。

昨季途中に中日から移籍し、オリックス2年目の今季は途中までジョーンズ、ロドリゲスら新外国人の控えに甘んじた。だが1軍昇格後は中軸に座り、46試合で12本塁打、38打点、2割7分4厘の成績を残した。本塁打は来日初年度の18年からの4年間で、自己最多だった。

モヤ自身は球団を通じ「今年はコロナ禍で長いシーズンとなりましたが、個人的には1軍に呼んでいただいてからは、よいコンディションを保つことができましたし、チームの勝利に貢献できるようなプレーができていたと思うのでよかったです。きょうから帰国しますが、まずは家族とゆっくり過ごしたいと思います。まだ来シーズンのことはわかりませんが、しっかりと準備をして、チームに貢献できるような状態で戻ってきたいです」とチーム残留を願う思いをにじませた。