捕手と遊撃手の二刀流誕生!? ヤクルトのドラフト3位、星稜・内山壮真捕手(18)が石川・金沢市内のホテルで契約金5000万円、年俸580万円(ともに推定)で仮契約を結んだ。

2年生の昨夏は、遊撃手としてヤクルト奥川らと甲子園準優勝に貢献。今年から捕手に転向し、二塁送球1秒8台の強肩を誇る。高校の練習でも、内野と捕手の練習を両立しており「どちらでも勝負できるように、準備していきたい」ときっぱり。橿渕スカウトグループデスクも「二遊間としても、非常に高い評価をしている。彼が一番いい道をつくってあげられたら」と可能性に期待した。

背番号は、15年に打点王を獲得した畠山2軍打撃コーチの33に決定。172センチと大柄ではないが、高校通算34本塁打の長距離砲は「畠山さんに負けないくらいの活躍をしたい」と意気込んだ。