DeNAドラフト1位の明大・入江大生投手(22=作新学院)が19日、横浜市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金1億円、年俸1600万円。背番号は「22」に決まった(金額は推定)。三浦新監督のサプライズ登場に驚きつつも、しっかりと決意を口にした。

最速153キロの即戦力右腕が交渉部屋に足を踏み入れると、テーブルには「ハマの番長」が鎮座していた。「入った瞬間に後ろ姿が見えて、一瞬、固まっちゃいました」と驚いたが、リーゼントヘアの新指揮官から「頭で分かったやろ」と声をかけられると、緊張もゆるんだ。

身長187センチの本格派。背番号「22」にも期待の大きさがうかがえる。三浦監督が「偉大な大先輩が付けた番号。その重みを感じて。22というと佐々木(主浩)さんの名前が真っ先に出てきますから。「22=入江」となるように活躍してもらいたい」と言えば、入江も「どうしても佐々木さんの番号という印象は強いんですけど、少しでもいいので、それが入江の番号と思っていただければ」と言葉に力を込めた。