ソフトバンク工藤公康監督(57)が、4年連続日本一から一夜明けた26日、ペイペイドームを訪れ、早くも「日本一5連覇」に向けてスタートを切った。コーチ全員と1人1人個別で話し、早くもオフと来春のキャンプについて指示を出した。「ある程度、自分のイメージしているものを話した」。例年なら秋季キャンプ最後にオフの課題を選手に渡しているが、今年は12月直前まで試合を行っていたため、その機会がなかった。「みんなiPadを持っているので、作ったものを送って見てもらう形はできると思う」とITを駆使する。

日本一後に孫正義オーナー(63)が口にした「5連覇指令」に「そこは僕らは目指していく。常に高いところを目指さないといけない」とキッパリ。そのためにも「スキのないチームのために、オフは選手個人の課題として出してあげて、練習、トレーニングにつなげてほしい」。これから全選手の課題作りをスタートさせる。