阪神矢野燿大監督が、残留交渉がまとまっておらず保留者名簿から外れる方向のロベルト・スアレス投手への思いを語った。帰国前に話したかと聞かれ「めちゃ言ったよ。来年(一緒に)やるぞ! って」と笑って即答。「全力で球団もやってくれている。俺も伝えたし『来年日本一になるためには必要』ってみんなが言ってくれていた。それぐらい必要やし、性格的な部分も含めて」と続けた。

ただ、3勝1敗、25セーブで最多セーブの右腕にはメジャー球団も興味を示している。本人は岐路に立っており「スアちゃん自身も米国でやったことないわけじゃない。そこに対する思いが強いのは同じ野球人として分かる。最後に選択するのはスアちゃん。それは俺らがどうこう言えることじゃない」とおもんぱかった。