広島大盛穂外野手(24)が1日、マツダスタジアム内で契約更改交渉に臨み、500万円から倍増の1000万円(金額はいずれも推定)でサインした。

大盛は昨オフに育成選手から支配下選手登録され、今季は7月24日に初の1軍昇格を果たした。22試合で1番で起用されるなど、73試合に出場。打率2割5分9厘、2本塁打、16打点、5盗塁の成績を残した。「今季は三振が多かったので、まずは技術を身に付けて、少しでも三振を減らせるように。走攻守すべてにおいてもう1段階、2段階レベルアップできるように頑張ってくれと言われました」。2ストライク以降は76打数9安打、打率1割1分8厘で、50三振を喫した。

「(競争は)厳しいと思うので、その分厚い壁を破っていかないと1軍に残るのは難しいと思う。アピールするところはアピールして、スタメンを勝ち取るぐらいの気持ちで取り組んでいきたいと思います」。長所を伸ばして、課題を克服し、来季の外野争いに割って入る。