「豆苗」あらため「ハマのゴボウ」襲名!? 今季チーム最多の10勝を挙げたDeNA大貫晋一投手(26)が、体重5キロ増計画を明かした。181センチ、73キロのスリム体形から一回り成長し、定着してきた愛称もスケールアップを目指す。

2年目で大きな成果を上げた右腕は「常に満腹で、けっこう気持ち悪いんです。米は1日5合。4時間に1回は食べてますし、間のプロテインも入れると7回くらいになっている」と“1日7食”の食生活を告白。「5キロ増やすと80キロくらいになって、そこから減って、78キロとかにとどめたい」と説明した。報道陣から「脱豆苗?」と声がかかると「そんなに太くはなれないので、豆苗じゃなくても、ゴボウくらいにはなりたいですね」と控えめに次の“目標”を掲げた。

痩せやすい体質で、体重減の影響も実感している。「70キロくらいになった時に球の強さとかもなくなった。ある程度(体重が)戻ったときにストレートの強さも出てきた。今しか出来ないことでもあるので、ある種の実験だと思っています」とうなずいた。再生する豆苗のような粘り強さを見せた右腕。来季もゴボウのようにしっかりと根を張り、チームに白星という栄養をもたらす。【鈴木正章】