西武の「よくばり君」ことドラフト1位渡部健人内野手(22=桐蔭横浜大)にお菓子禁止令が出た。

入寮時に体重118キロと、指名直後から6キロ増量。8日、新人研修会後にオンライン取材に応じた渡部は「(チームから)甘いモノを控えるように言われた。そのかわり、米をしっかりとるようにと指示があったので、しっかりやっていきたい」と間食を控え、寮の食事をバランスよく摂取しているという。

6日に入寮してからは、埼玉・所沢の施設で午前はランニングメニューをこなし、夜は食後にマシン打撃の2部練習をこなしている。「量の方は200球近く打って。マシン打撃にあまり慣れていないので、打ち損じが多いので、しっかり捉えられるようにやっていきたい」。ロッカーでは主将の源田壮亮内野手と初対面。「最初に、源田さんに『どすこい!』と言われました」。栗山巧外野手や、おかわり君こと中村剛也内野手にもあいさつ。6度の本塁打王を獲得した中村には「どういう感じで打っているのか聞いてみたい」と、刺激的なプロ生活を過ごしている。

新人研修会では、目標設定の仕方などを学んだ。10日からは新人合同自主トレが始まる。「自主トレでおそらく絞られると思うので、楽しみですね。まずは1軍の投手にしっかり対応していくことが、今の時点での目標だと思っていて、それを達成できたら次の目標に移していきたい。最終的には、本塁打王が一番取りたいタイトルなので、そこを目標にやっていきたい」と初々しく掲げた。