阪神平田勝男2軍監督(61)が3日、1軍キャンプに参加している西純や井上ら若手の頑張りを伝え聞いて笑みをこぼした。この日は谷本修球団副社長兼本部長が高知・安芸で2軍キャンプを視察。前日には沖縄・宜野座を視察していた谷本球団副社長から、1軍の様子を伝え聞いたという。主な一問一答は以下の通り。

 

-谷本修球団副社長兼本部長が視察に来ていた

(宜野座組の)西純矢とか井上広大とかをね。佐藤輝がバックスクリーンの上に当ててたけど、ホームランは井上も良かったですよとか、情報をいろいろ聞いて。小野も良かったですよとかね。小野は(昨季)最後のフェニックスリーグでいいピッチングをしてくれていたんで。西(純)が初日150球くらい投げたんかな? 1軍の空気を吸って、1軍の競争の宜野座だけの違いを肌で感じてね。いろいろそういう宿題や課題を感じてくれればいいよ。

-昨季は2軍で指導していた選手の良い報告を聞くのはうれしい

そりゃそうだよ。去年はここ(安芸)でやってたんだもん。小幡が3年目で今、競争していて木浪と争って。2年目で西(純)と井上が、上でキャンプに呼んでもらって。どういうアピールをしてくれるかという楽しみはあるよね。あとは復活に期待する(安芸組の)守屋、浜地、望月、小林や中田や桑原や。ここには宜野座に行っててもおかしくないような選手がいっぱいいるけど安芸に来て、虎視眈々(たんたん)とね。実力のあるピッチャーは何人もいるんで。こっちでゆっくり(リハビリ)という選手もいれば、(宜野座に)行けなくてクソッという選手も多い。それはもう、競争意識に火が付くよ。やからチャンスや、とね。