阪神ドラフト1位の佐藤輝明内野手(21=近大)がDeNAとの練習試合(宜野湾)に「3番三塁」で出場し、9回に、電光掲示板を越える推定140メートルの2ランを放った。矢野燿大監督(52)の一問一答は以下の通り。

-佐藤輝の一撃にあぜん

矢野監督 うん…まあねえ…。本塁打を打つ前までもよかったし、走塁もすごいよかったから。ああいうのはタイガースの野球として大事にしている部分なんだけど、次の塁を狙うというね。打つだけじゃないというところが見られたしね。最後の本塁打はね…。風も…どうか分からんからアレやけどさ。それにしても…エグいな!

-大貫であったり相手も一線級の投手

矢野監督 そういうローテーションの投手と対戦できたというのはもちろん佐藤にしても、すごくいい経験になったと思うし。その中でそういう結果も伴って出たというのは、もちろんテル自身も自信にしていけばいいと思うんでね。ますます楽しみが増えたし、うーん…どこまでいくんだろうというね。ちょっと俺らにはわからない未知数な部分が、また魅力だよね。

-高山も調子を維持してアピール

矢野監督 2本打ったから満足はしていないし、アイツ自身はもう1本打ちたいと思ってると思うんだけど。やっぱりそういうところまで、まだまだアイツ自身伸びる可能性を十二分に持っているんでね。

-栄枝初スタメンマスクで青柳とコンビ

矢野監督 リードなんかしてないよ(笑い)。捕ってるだけだけど。自分の1年目を振り返ってみても、投手のことなんかまだそんな分からないんだしさ。リードはしていないけど。それでも盗塁は3つ刺したんかな? まあまあ、青柳のクイックで盗塁刺すのは普通なのよ。でも、普通にできるってことは大したもんだなと。俺、自分の1年目、全然できへんかったから。

-坂本が少ない出場機会で本塁打を打ってアピールした

矢野監督 まあ、テルでもうなくなったよ(笑い)。本塁打、打ったのなくなったみたいになったけどね(笑い)。それでもあいつも必死でやっているし、アイツの必死さはどこでも伝わるんでね。それはアイツのよさとして。チャンスをモノにしていったらいいし。

-小野はリラックスして投げることができてきている

矢野監督 めちゃくちゃそれができてるから、だからバッター差し込んでいるやん。ちょっと力感を落としながら投げているのがどれだけバッターが嫌か。

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