中日大野雄大投手(32)がオープン戦初登板。先発で予定の3回を2安打無失点、毎回の5奪三振に抑えた。

絶対的エースが開幕投手を外れるなど、調整遅れが心配される中、まずまずの投球を披露した。

沢村賞左腕の底力を見せたのは2回。この試合最速の147キロ直球に変化球のツーシームを低めに集めて浅村、茂木を連続三振。3回2死から田中和、辰己に連打を許したものの小深田をスライダーで空振り三振に仕留めた。

「バランスよく投げられていた球とそうでない球の差が激しかった。結果的にゼロ(無失点)で抑えられたけど、まだまだ課題はあるなと思いました。すべての精度を上げていきたい」。開幕投手こそ福谷に譲ったものの、開幕からの先発ローテーションに必要不可欠なエースは結果に満足することなく、役割を果たすために次の段階を見据えていた。

中日担当のツイッターはこちら―>

中日ニュース一覧はこちら―>