阪神先発の青柳晃洋投手(27)が、6回2安打無失点、10奪三振の快投を見せ、開幕へ弾みをつけた。

初回、先頭の佐野皓から145キロツーシームで見逃し三振を奪うと、福田を二ゴロ、太田を126キロスライダーで空振り三振と抜群の立ち上がり。2回は吉田正を捕ゴロに打ち取った後、モヤ、杉本を連続三振。3回1死から回をまたいで4連続三振を奪うなど、相手打線のバットは面白いように空を切った。

5回は先頭の吉田正に初安打を許すも、モヤを144キロツーシームで見逃し三振。続く杉本を初球の139キロツーシームで二ゴロ併殺に仕留め、ピンチをつくらず。6回も先頭のT-岡田に右前打を浴びたが、続く伏見を空振り三振に仕留め、一塁走者のT-岡田を刺して併殺。直後の6回無死二塁の好機で代打北條を送られ、マウンドを降りた。

降板後、青柳は「今日は全球種ほとんど良かった。(球速アップが)一番大きいと思います。体的にもボール的にも良かったのかなと思います。本当に(相手先発の)宮城が良かったので。負けじと頑張るしかなかったですけど」と振り返った。青柳は開幕2戦目、27日ヤクルト戦(神宮)に先発予定。開幕前最後の試合で最高の仕上がり具合を見せた。

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