ソフトバンク石川柊太投手(29)が、育成出身の投手では史上初となる開幕白星を手にした。武器のパワーカーブに140キロ台後半の直球を織り交ぜ、3回までは完全投球。7回5安打1失点で、自身初の大役を全うした。「初めて開幕のマウンドに立たせてもらい、緊張感がある中で初回をリズムよく投げる事ができたことで、すんなりと試合に入ることができた。すぐ先制点を取ってくれたことが非常に大きく、力になりました」と振り返った。

5、6回には満塁にピンチを招いたが、無失点でしのいだ。失点は6回に許したマーティンへのソロ本塁打のみ。エース千賀も成し遂げられなかった、育成選手としての偉業を手にした。

「細かいところで反省点はありますが、そこは次回以降の登板で修正していけたらいいと思います。次の試合に向けて、また頑張ります」。大役を終えた右腕が、気を引き締めた。

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