ロッテが開幕4連敗を喫した。初戦こそ開幕投手二木康太投手の5失点が響いたが、その後の3試合は先発陣の序盤の好投に、打線が呼応できずにいる。

この日も楽天岸に無四球完封負け。井口資仁監督(46)も「いろいろな作戦を立てながらいった結果ですけど…」と言葉が重い。開幕後4試合でチーム打率1割8分5厘と湿る。特に1回から3回までは打率0割5分1厘、出塁率1割8分6厘とかなり苦しい。

昨季は打線に積極性が欠ける時期があった。今季は開幕から全体的に積極的な仕掛けが目立つが、なかなか結果につながらない。岸に対しても初球をポップフライにしてしまうシーンが目立った。3ボールになることもなく、得意の粘りも発揮できなかった。

この日唯一のマルチ安打が3番中村奨で、107球完封の岸に4打席で18球を投げさせた。中村奨は、31日に対戦する則本昂とも昨季9打数5安打1本塁打と抜群の相性だ。1番荻野も4試合連続安打中で、2番打者の仕事も今季初勝利へのカギを握りそうだ。【金子真仁】

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