巨人の新外国人ジャスティン・スモーク内野手(34=ジャイアンツ)が死球のアクシデントに見舞われた。「4番一塁」で臨んだ実戦3戦目の3回先頭。楽天福井のスライダーが左足を直撃した。医療スタッフが駆け寄るも、そのまま小走りで一塁に向かった。続くウレーニャが左前打を放って二塁に進塁したところで代走秋広が送られベンチに退いた。

球界でも珍しい「左投げ両打ち」。実戦デビュー戦となった16日の同戦から2試合連続で2安打2打点をマークしていた。この日の1回1死一塁の第1打席では滞空時間の長い右飛を放っていた。

スモークは3月29日に、同じく新外国人のエリック・テームズ外野手(34=ナショナルズ)に加えて、クリストファー・クリソストモ・メルセデス投手(27)とエスタミー・ウレーニャ内野手(21)と来日。2週間の隔離期間を経て、13日に東京ドームで行われた中日戦前の練習にテームズと参加し、フリー打撃では原監督ら首脳陣の前で鋭い打球を連発させていた。

17日時点では、早ければ20日阪神戦(東京ドーム)の1軍デビューも見込まれていたが、原監督は同日のDeNA戦後に「よく話し合ってね、そこで決めるということでしょうね。」と慎重な姿勢を示していた。