巨人が猛虎打線の一発攻勢に沈んだ。

先発のエンジェル・サンチェス投手(31)は初回に3番マルテに先制の4号ソロを献上して9試合ぶりに先制点を許すと、2回にも近本に適時打。3回にはマルテに2打席連続となる5号2ランを食らい、続く4番大山にも2号ソロを浴びてKOされた。

2番手でドラフト1位平内龍太投手(22)が1軍デビュー。5回まで安打を許さなかったが、6回無死で5番サンズに6号ソロを許して降板。9回には5番手戸根千明投手(28)が大山にこの日2本目の3号2ランを食らい、クリーンアップ5本目のアーチでとどめを刺された。

打線は5点を追う3回、1番松原聖弥外野手(26)が6試合連続安打となる3号2ランと岡本和真内野手(24)の適時打で2点差まで迫ったが追いつけなかった。

今季初の2ケタ失点で、連勝も6でストップ。首位阪神とのゲーム差は4に広がった。今日は伝統の一戦(東京ドーム)、第2ラウンド。巨人が巻き返せるか。

試合後の原辰徳監督(62)の主な一問一答は、以下の通り。

-先発サンチェスが立ち直れず

立ち直りというのは、1回立ったことを言うんだな。1回も立ってねーじゃねーかよ(苦笑)。どういう風にフォローしていいか分からないね。スターターの役割ということでね。カードの初戦のカードにクリーンアップに4本も5本も打たれているようじゃ、それはいけませんよね。バッテリーコーチは何をしてんだということですよね。

-プロ初登板の平内

おー、ねえ!1本打たれたけど、ちょっとゲームを立て直したしね、そういう意味では収穫があったと思う。

-その間に打線も0-5から4点を返した。岡本和は10球粘って適時打

そうですね。ああいうのも、あの1点も大きかったよね。切り替えてまた明日、ということですね。

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