阪神藤浪晋太郎投手(27)が、7四死球を出すなど今季最短の5回途中2安打4失点(自責3)で降板した。代わった馬場も流れを止められず佐藤輝にも失策が出るなど、5回までに7点を失った。

初回は3者凡退の完璧な立ち上がり。しかし2回先頭の佐野に四球を与えると暴投で無死2塁とし、ソト、宮崎にも連続四球を与えて無死満塁。続く神里の二ゴロの間に1点を失った。後続2人を打ち取り最少失点にとどめたが、苦しい流れは3回も続いた。2死二塁から4番佐野に中越え適時二塁打を浴びて2点目を献上すると、ソトの2球目にこの日2つ目の暴投。さらにソト、宮崎に連続四球を与え、神里にも押し出し四球で3点目を失った。

4回は3者凡退に抑えるも、5回先頭のオースティンに死球を与えたところで降板となった。藤浪はここまで4試合で2勝0敗だったが、この日は制球に苦しむ場面が続いた。

阪神の先発陣は開幕から21試合連続で責任の5回を投げていたが、22日巨人戦で3回6失点で降板となった秋山に続き、2日連続で5回未満での降板となった。

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