阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、この日も試合前練習で右翼守備に意欲的に取り組んだ。

前日24日と同様に左翼でまずゴロのノックを受け、その後右翼へ。この日は一塁ベース付近から筒井壮外野守備走塁兼分析コーチ(46)が、ゴロのノックを打ち、ライン際のクッションボール処理なども行った。走塁練習を挟み、今度は遊撃でノックを受け、足の動きなどを確認しながらゴロを追った。

23日の同戦では、5回1死満塁から右翼の守りで右前適時打のゴロを後逸し、一挙4失点となるプロ初失策をしていた。前日24日には「悔しさをぶつけました」とプロ初の猛打賞で4打点とバットで名誉挽回した。

右翼レギュラーを守り抜くためにも、守備力アップは必要だ。フリー打撃では42スイングで柵越えは2本だったが、中堅方向に2本たたき込んだ。この日も定位置の「6番・右翼」でスタメン出場。甲子園のファンの前で今日もワクワクさせるプレーを見せる。