中央学院大の度会基輝内野手(4年=拓大紅陵)が、通算3度目となる首位打者獲得を目標に掲げた。

この日は、「3番・一塁手」でスタメン出場。4回2死三塁の好機で、鋭い当たりを飛ばすも相手一塁手の好守に阻まれた。持ち味は力強い打撃で「ここまで首位打者を2回とっているので、3回目を狙いたい。(今大会の打撃の)数字はあまり良くないけど、もう開き直って臨みたい。チームのためにプラスになる1本を打ちたい」と意気込んだ。

父であるヤクルトの度会博文スカウト(49)も同大出身で、首位打者は3回。獲得すれば、肩を並べることになる。弟の度会隆輝内野手(18=横浜)はエネオスで活躍しており、兄弟で刺激しあう仲だ。

チームの目標は、もちろんリーグ連覇。「去年優勝した分、回りからの期待も大きいけど、その期待に応えたい。チーム一丸となって戦いたいです」と笑顔で話した。