今季初スタメンの阪神糸井嘉男外野手(39)が6回に1点差に迫る1号ソロを放った。6番・右翼でスタメン出場し、6回2死走者なしでの第3打席、3番手の左腕エスコバーの初球、153キロ直球をバックスクリーン左へ運んだ。「しっかり振り抜くことができました」。本塁打は昨年9月29日の中日戦(甲子園)以来。08年から14年連続本塁打となった。

前日6日には、異例の休日返上での練習を行い「控えという立場で危機感を持ってやっている。この下はファームという立ち位置なんで。いつでもどこでも暴れたいという気持ちでやっている」と話していたが、チーム最年長が、健在ぶりをアピールし、試合の中でも貴重な1発となった。