巨人は13日、育成ドラフト9位の奈良木陸投手(23)が、神奈川県内の病院で右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(トミー・ジョン手術)を受けたと発表した。手術は無事に終了したという。

筑波大理工学群社会工学類に一般受験で合格した最速151キロの秀才右腕。春季キャンプは3軍スタートも、2月11日、右足の張りで帰京した太田に代わって2軍に合流していた。

巨人では、堀田賢慎投手(19)が20年4月、ドラフト2位の山崎伊織投手(22)が20年6月に同手術を受けた。2人はいまだに実戦復帰とはなっておらず、奈良木も今季中の復帰は絶望とみられる。今後は故障班でリハビリに励む。