阪神の20歳小幡竜平内野手が大敗の中でキラリと輝いた。

糸原が足の張りで欠場した一戦に「8番遊撃」で先発。今季1軍初出場初スタメンで今季初安打となる三塁打を決めた。4点を追う5回2死無走者、サイスニードの内角チェンジアップを右翼線に運び、俊足を飛ばして三塁へ。「積極的にスイングした結果が今年1本目になったので、うれしかったです」と振り返った。

高卒2年目の昨季は54試合に出場した。今季はドラフト6位中野の台頭もあって開幕二遊間争いに敗れたが、2軍では33試合出場で打率2割8分8厘。5月14日に今季1軍初昇格していた。6回2死満塁では中飛に倒れ「気持ちが入りすぎていた。もっと冷静に周りを見て、もっと楽な気持ちで打席に入れていれば、また結果も違っていた」と反省。「ここからもどんどん結果を残さないといけない」と力を込めた。