巨人畠世周投手(26)が3回5安打5失点、毎回の3被弾で降板した。1回に2点の援護をもらってマウンドに上がるも、1死二塁からソフトバンク栗原に追い込んでから内角のチェンジアップを右翼スタンドに運ばれた。同点2ランでリードをフイに。2回1死には、バレンティンにカーブを左翼スタンドへのソロで逆転を許した。さらに3回2死二塁、柳田にスライダーを左中間に完璧に運ばれた。4回、捕手を務めた大城とともにバッテリーごと交代。2番手桜井にマウンドを譲った。

昨年11月25日の日本シリーズ第4戦。「自分が持っているものを全て出し切りたい」と意気込んで臨んだマウンドだったが、柳田、甲斐に被弾するなど2回途中4失点で降板した。前日27日には「先頭をしっかり抑えたい。とにかく攻めていきたい。長いイニングを投げてカードの頭をしっかり勝てるようなピッチングがしたい」と話していたが、流れをもたらす投球とはならなかった。

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