この日昇格した阪神藤浪晋太郎投手(27)が5点リードの9回に2番手として登板した。

リリーフカーから降りた藤浪の姿を見つけたスタンドの7041人のファンからはどよめきと拍手が起きた。

先頭の代打長谷川には右前安打を許したが、三森を空振り三振、今宮を遊ゴロ、最後は前の打席で7号ソロを放っている栗原を156キロ直球で中飛に仕留め無失点で試合を締めた。

藤浪は今季開幕投手を務め先発で5試合投げ2勝を挙げていたが4月24日に2軍降格し再調整をしていた。この日岩崎が降格するなどリリーフ陣に疲れが見える中、頼もしい右腕が帰ってきた。