広島の先発・栗林良吏投手(29)が1発に泣いた。0-0で迎えた4回、阪神の4番・佐藤輝明内野手(27)に今季初被弾。カウント0-1から高めの直球を右中間席に運ばれた。
この日の甲子園はいつもの浜風ではなく、左から右へ吹く風。「追い風」の影響もあったが、もちろんチェック済みだった。
「あっちの風(浜風とは逆の左翼から右翼方向)が吹いていた。プレーボール前から、インコースの真っすぐの時はより厳しくと言われていたのに、厳しくいけなかったのは事実。より厳しく投げなきゃいけなかったなと思います」
許した得点は1点だけ。安打もわずかに2本。7回1失点の好投は報われず、今季初黒星。「個人で言ったら、あの1点で抑えられたというのはありますけど、チームが勝とうと思ったら、先制点を与えている時点でいい投球とは言えないと思う」と反省した。
敗れはしたが、新井貴浩監督(49)は「ナイスピッチングだったと思います。あそこの高さはボールだった。高めのボール球を甲子園であそこまで運ばれたら。これはもう、相手が上だったと思うしかない」とたたえた。



