広島森下暢仁投手は初の交流戦で7回途中4安打3失点と力投も、4勝目はお預けとなった。

チームのコロナ禍で濃厚接触者と判定された影響で5月12日以来の登板。初回に1点を失った後は最速152キロの直球を中心に緩急を使い、楽天打線をねじ伏せた。しかし2点リードの7回に先頭から連続四球と犠打で1死二、三塁を招いて降板。後を託した森浦が同点とされ、チームは逆転負けし「四球を2つ出してしまって、試合の敗因を作ってしまいました」と悔やんだ。

チーム内の一部で「まーくん」と呼ばれ、田中将との“マー君対決”はともに勝ち負け付かず痛み分け。本家と渡り合い「プロに入る前からずっとテレビで見ていたすごい選手。しっかり投げ合えることができて良かった」とかみしめた。2人とも東京五輪の侍ジャパン入りが有力。今度はチームメートとして再会することになりそうだ。

▽広島佐々岡監督(同点の8回に島内にソロ、無死満塁から2者連続で初球スクイズを決められるなど4失点し、借金は今季最多の7) スクイズを警戒しながら、初球からというのは、なかなかうまくやられた。相手にそつない野球をやられたのは反省したい

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