巨人は17日、ジャスティン・スモーク内野手(34)が米国に帰国すると発表した。今後は自由契約の手続きを取り、退団となる見込みだ。

【早期退団の元大物メジャー グリーンウェル、ミッチェル、ユーキリスら】はこちら>>

スモークは新型コロナウイルスの影響で来日は3月下旬に遅れたものの、4月27日のヤクルト戦(神宮)で1軍デビューし、翌日の同戦で初本塁打。両打ちで強打の5番打者として主軸を張り、34試合で打率2割7分2厘、7本塁打、14打点を残していた。だが新型コロナの影響により、希望だった家族の来日が実現できなかった影響が大きく、帰国を申し出た。球団は強く慰留したが本人の意思が固く、了承する運びになったようだ。

スモークは球団を通じて「新型コロナウイルスの影響で家族が来日できない状況は私にとってつらく、米国に帰国して家族と過ごすという決断をしました。精いっぱいプレーしているチームメート、ファンの方々には申し訳ない気持ちです。監督をはじめチームには親身に接して頂き、感謝しています」とのコメントを発表した。