左足首の靱帯(じんたい)損傷から復帰を目指すソフトバンク千賀滉大投手(28)が、2回2/3を4安打2失点(自責は1)で降板した。復帰後2度目の実戦は、阪神打線に変化球をカットされるなど1回だけで35球。予定の球数は70球前後だったが、最終的に84球を投げた。直球の最速は158キロだった。

「小さい変化を多く投げてイニングを投げたかった。(カットされるなど)ああいう風になったときに、どうするか。今の僕の状態だと、もう1つ、2つ引き出しがない。自分の中でその引き出しをどう操作するかっていうところで、まだまだな部分が見えた。本当にいい勉強になった」。

実戦復帰した17日の九州アジアリーグ、火の国サラマンダーズとの3軍練習試合(タマスタ筑後)では4回3安打無失点。51球でマウンドを降り、直球の最速は158キロを計測していた。この日は球数の関係により3回途中でマウンドを降りたが「自分でちゃんと(ボールを)放れるならそこまで不安はない。とにかくやることは、自分の思った通りに放ることの密度を上げること」と、悲観はしなかった。

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