ワンチャンスでインパクトを残す。巨人の2年目、平間隼人内野手(24)が選出されたフレッシュオールスターゲーム2021(7月15日、坊っちゃんスタジアム)に向け「1試合なのでワンチャンスでイメージに残るプレーができたら」と力を込めた。

入団前の独立リーグ時代には、1度はプロ野球選手になる夢を諦めて引退。電気工事士の見習いになった過去を持つ。今季はイースタン・リーグ51試合で打率3割2分1厘、2本塁打をマークし、17日に支配下契約を勝ち取った。22日DeNA戦(金沢)の8回に代走でプロ初出場。フレッシュ球宴を前に「(1軍への慣れは)ないですね(笑い)。状況を見ながら、元気を出して頑張りたい」と、持ち味の元気と“キレキレ”のプレーを誓った。

舞台は、四国IL・徳島時代に何度もプレーした坊っちゃんスタジアム。「四国で(プロ入り後)野球をするのが初めて。久しぶりに坊っちゃん球場なので、頑張りたい」と気を引き締めた。