オリックス宮城大弥投手(19)が、毎回走者を背負いながら、5回を3安打無失点でリーグ単独トップとなる8勝目を挙げた。2点リードの5回には、2死から源田の二塁打と連続与四球で満塁のピンチに立たされた。だが、4番山川を1球で中飛に仕留め、無失点でしのいだ。要所で踏ん張る投球で防御率も2点を切り、1・93となった。

打線も宮城を援護。4回にT-岡田の適時二塁打と伏見のスクイズで2点を先制し、5回には吉田正がセンターバックスクリーンへ15号3ラン。西武を圧倒し、引き分けを挟む連敗を2で止め、首位を守った。

8勝目を挙げた宮城は、今季自己最短タイとなる5回で交代したこともあり「野手の方たちに助けてもらいながらなんとか抑えられたところはよかったですが、抜けてしまうボールも多かったですし、反省することばかりです」と、とにかく謙虚だった。

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