首位阪神が野手の入れ替えを行った。阪神メル・ロハス・ジュニア外野手(31)、山本泰寛内野手(27)が1軍昇格。2日広島戦(マツダスタジアム)の試合前練習から合流した。

代わって木浪聖也内野手(27)、ラウル・アルカンタラ投手(28)が出場選手登録を抹消された。

ロハスは5月8日に1軍昇格も10試合で打率0割5分7厘、1本塁打、3打点。6月2日に出場選手登録を外れた後は2軍で5本塁打を放ち、直近の6月30日広島戦(由宇)では4打数4安打と状態を上げてきた。チームは直近6試合で1勝4敗1分け。2位巨人に2ゲーム差に迫られている。昨季韓国・KTで47本塁打、135打点で2冠を獲得したバットで救世主となれるか。

5月26日に「虫垂炎」で出場選手登録を抹消された山本は、6月11日の2軍ソフトバンク戦(甲子園)で実践復帰。2軍では10試合に先発し二塁、三塁、遊撃を守るなど実戦感覚を戻してきた。1軍では遊撃を守る中野が自己ワーストの22打席連続無安打と苦しんでおり、山本には打撃面でも期待がかかる。