阪神が広島に敗れ、後半戦黒星発進で、公式戦中断を挟んで3連敗となった。

先発の西勇輝投手(30)は6回5安打5失点で7敗。初回1死一塁から小園海斗内野手(21)に右中間への適時三塁打を浴び1点先制を許した。その後も広島打線の勢いを止められず、この回打者一巡で4失点。2回から4回は3者凡退で立ち直ったかのように見えたが、5回先頭の野間峻祥外野手(28)に甘く入ったスライダーをとらえられ、右越えソロを浴びた。西勇100勝に王手をかけてから4連敗となった。

打線は4回まで走者を1人も出せなかったが、5回先頭の大山悠輔内野手(26)が初球の真っすぐを捉え、左越えの特大11号ソロ。4番としては2カ月ぶりにアーチを懸けた。得点はその1点のみに終わった。