巨人菅野智之投手(31)が約2カ月ぶりに1軍登板を果たすも、白星で飾ることは出来なかった。6回6安打5失点6奪三振で降板。「チームとして大事な時期の登板でゲームを作れずに申し訳ないです」とコメントした。

1回2死一塁、侍ジャパンの4番を務めた鈴木誠にやられた。フルカウントからの9球目、外角寄りのスライダーをバックスクリーンに運ばれ、先制2ランを浴びた。今季、鈴木誠から4被弾目となる1発で出ばなをくじかれた。さらに続く坂倉にもシュート回転して内に入った146キロ直球を右中間席に運ばれ2者連続本塁打とされた。

3回から5回は粘りの投球で無失点に抑えていたが、6回2死一塁、追い込んでからの3球目のスライダーを広島菊池涼に捉えられた。左翼席への2ラン。6回95球、3被弾でマウンドを降りた。直球は最速149キロをマーク。最後の1軍登板となる7月1日広島戦(東京ドーム)の最速145キロからスピードを上げてきたが、復帰戦で即白星とはならなかった。

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