札幌6大学野球秋季リーグ戦が29日に開幕する。新型コロナウイルス感染拡大のため第1節終了時点で打ち切られた春季リーグ戦で優勝した北海学園大は、春秋連覇を目指す。春2位だった星槎道都大は新型コロナウイルスの影響で第1節第1日から最終日の出場を辞退。対戦予定だった5チームはそれぞれ不戦勝。緊急事態宣言中の9月12日まで無観客開催となる。

北海学園大が09年秋以来の優勝を飾った今春に続く2季連続優勝を狙う。6月の全日本大学野球選手権に30年ぶりに出場。1勝はならなかったが、島崎圭介監督(50)は「最低でも目指すべきところはここなんだ、というのを確認できてよかった」。直近は新型コロナウイルスの影響で対外試合も少なく、練習にも制限はあるが、同監督は「また(全国に)戻りたいという気持ちでやっている」と開幕を見据えた。