巨人陽岱鋼外野手(34)が1軍に今季初昇格した。試合前練習に姿を見せ、ストレッチ、フリー打撃などで汗を流した。代わりに石川慎吾外野手(28)が出場選手登録を抹消された。

陽岱鋼は、オープン戦では6試合に出場したが、以降は1軍出場はなかった。2軍では45試合に出場し、打率2割4分、5本塁打だった。

沈黙気味の打線を活性化するため、プロ16年目のベテランに白羽の矢が立った。チームは後半戦が開幕してから、12試合で1試合平均得点は3・2点にとどまっている。月間打率はリーグワーストの2割1分9厘。27日の中日戦でも岡本和の本塁打のみの3安打1得点に終わった。試合後に原監督は「あすも仕切り直しだよ。また仕切り直してやるということ」と話していた。