ソフトバンクは13年ぶりの宮崎での主催試合だったが、先発東浜が3被弾で痛恨の逆転負けを喫し、7月9日以来の借金1。100試合以上を消化してからの借金は工藤政権初で、12年以来。9月以降の借金(1日は試合なし)も、最下位に終わった08年以来となった。試合後の工藤公康監督(58)の一問一答は以下の通り。

-宮崎で勝ちたかった

工藤監督 そうですね、そう思ってはいたんですけど。

-東浜が3被弾

工藤監督 うーん。ダイジェストで見ましたけど、まあね。今日は彼にとっていい日にはならなかったですね。

-いつもとの違いは

工藤監督 違いはまあ、ちょっと決めるところでの、本塁打になったボールは甘いところなので。まあそこですかね。にはなりますけど、甘い球を投げない投手はいないので。ようは、打者が打ち損じるかどうかというところ。うまく打たれたということになる。投手はいいときも悪いときもある。そんなにポコポコ、ホームランを打たれる投手ではないので。今日はうまくいかなかったのかなと思います。

-打順を組み替えた

工藤監督 ちょっと三森くんが1番の重責というか、その中で自分が出なきゃいけない、という思いが強すぎたので、1回(1番から)外してというか。出ることには変わりないんですけど。少し状態も落ちていると思うので、これから考えていかなきゃと思います。

-打線は3回に3適時打

工藤監督 あれが、あそこだけだったので。後はどう続けていくか、つながりだと思うので。その中で長打が出たり、1発が出たり。取った後だっただけにね。取られた後に、そこから野手がもう1つというところができなかったかなと思います。

-借金1

工藤監督 負ければ借金ができるというのはわかっていることなので。勝てばまた戻ることなのでね。勝つことだけを考えてやっていくことがぼくらにとっての最善でもありますし。勝てるようにね。今日はこういう形になっても、リリーフが抑えて得点を与えてないのでね。そのへんもしっかりと見ていきながら。かといってずっとリリーフばかりというわけにはいかないのでね。つぎ込むところはつぎ込んで、失点を防いでいけるように。1点でも防げば全然変わるし、1点でも入れば全然変わると思うのでね。なんとかそうできるように頑張っていきたいと思います。