巨人が大敗を喫し、5試合白星なしとなった。

エース菅野智之投手(31)が、5回途中7失点でKO。1点リードの5回に大きく崩れた。1死からDeNA佐野に中前打、オースティンに四球で一、二塁とすると、宮崎に左翼線へ適時二塁打を浴び同点。牧へ死球を与え1死満塁から、ソトに左翼線へ2点適時二塁打を食らい、勝ち越された。続く山本にはスクイズを決められ、直後、左太もも裏を抑えて降板。トレーナーに連れられ、歩いてベンチに下がった。1死一、三塁のピンチで後を託された大江も、代打楠本に初球を右翼席に運ばれる3ランを被弾。この回一挙7失点となった。

悪い流れを断ち切ることは出来なかった。3日からの阪神3連戦は、2敗1分け。2戦目は守護神ビエイラがサヨナラ弾を浴び、3戦目は6点リードを守り切れず、失策が絡んで引き分けに持ち込まれた。8月29日に150日ぶりに立った首位の座を明け渡し、再び追う立場に変わった。流れを変えるべく臨んだカード頭だったが、大敗。昨季まで巨人に所属した宮国に、移籍後初勝利を献上した。

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