巨人が6連敗に沈んだ。先発メルセデスが1回に2失点、2回に3失点で大量5点のリードを背負った。チームとして4試合連続での初回失点。負の連鎖を断ち切れない。原監督は「やっぱり5点のビハインドがね。重かったかなというのがある」と敗因を挙げた。一方で1点差まで追い上げたことに「諦めずに粘り強くいっているというのは、とてもいいと思いますね」と好材料にも目を向けた。

打線を大幅に組み替えた。スタメンを6人入れ替えて、2番坂本、4番岡本和以外はすべて組み替えた。6回無死から松原が2ラン。7回2死一、二塁から中島、松原の「5、6番コンビ」の連続適時打で反撃ムードはつくった。9回も無死二塁の好機も一歩及ばず。6連敗は19年9月以来2年ぶり。17年6月以来4年ぶりの9試合勝ちなしの泥沼にはまった。