青学大が1イニング10得点の猛攻を見せ、今季初勝利を挙げた。

0-0で迎えた4回の攻撃だった。先頭の中島大輔外野手(2年=龍谷大平安)が右前打して口火を切る。次打者の送りバントが野選となって一、二塁に。4番の佐々木泰三塁手(1年=県岐阜商)が左前打してまず1点。死球、右前打と続いて2点目、押し出し四球で3点目。さらに安打が出て4点目が入り、相手エースの池内をKOした。トドメは泉口友汰主将(4年=大阪桐蔭)の2ラン。この回、7安打して10点を奪った。

1イニング10得点は15年秋の亜大-日大戦で、亜大が7回に同じく10得点を挙げて以来。青学大はここまで3連敗していたが、別人の攻撃で初勝利をつかんだ。泉口主将は「全員で攻めて行こうという話はしました。つなぐ意識があった。ホームランはその勢いに乗って」と話した。

強力援護を得た初先発の北村智紀投手(3年=龍谷大平安)は7回を1失点に抑え、初勝利を挙げた。