ソフトバンクが約1カ月ぶりの3連勝で、首位ロッテとのゲーム差を「7」に縮めた。先発マルティネスが7回無失点で8勝目。主砲の柳田にも決勝の27号ソロが飛び出した。試合後の工藤公康監督(58)の一問一答は以下の通り。

-横綱相撲のような快勝

工藤監督 横綱相撲ってわけじゃないですけどね、マルちゃん(マルティネス)が良かったし、打線も早い回にしっかり点が取れたので良かったかなと。気持ちの部分でもマルちゃんが余裕を持って投げられたかなと思います。

-2回の柳田の先制弾で勢いがついた

工藤監督 本当につながっている。つながりが出れば、あと1本、あと1本というのは出てくる。今はいい形で勝っているのであーだこーだと言うことはない。何よりも勝つっていうのが選手にとっても元気が出ることだし、明日につながる。全てにおいてミスがあったところも帳消しになることもある。良かったなぁと思いますよ。

-先発が佐々木朗から土肥に急きょ代わっても、打線が打ち崩した

工藤監督 前に当たったということもありますし、当たってなくても、しっかりとストライクを打っていけたのでチャンスも作れたし点にもなった。

-3番栗原、4番柳田で流れが良くなっている

工藤監督 良くなっていると思いますね。みんなもなんとかチャンスをというつもりで今やってくれている。少しずつ打線も良くなっているし、個人も良くなっている。しっかりと結果として出ているのはいいこと。

-マルティネスはさすがの7回無失点

工藤監督 さすがですね。すごくアグレッシブにピッチングをしてくれるし、(ベンチに)帰って来てからもしっかり拓也(甲斐)とコミュニケーションを取る。たとえ0で抑えてもやるし、ああいう研究熱心さと向上心があるからこそ、安定したピッチングができている。試合数が少なくなれば(登板)間隔が短くなる時もありますけど、そこもチーム一丸となってなんとか。まだまだ全然いけると思う。

-24日からは福岡に戻って日本ハムと3連戦

工藤監督 下位とかうんぬんではなく、とにかくどのチームにも一戦必勝という思いでやっていかないといけない。とにかく1試合1試合を全力で。これ以上体が動かないというところまで頑張っていきたいなと思います。