オリックスは投打がかみ合わず、足踏みした。先発田嶋が6回途中9安打4失点で8敗目。初回に2点を失うなどリズムを作れず「先頭打者への入り方が良くなかったというところがすべて」と反省。中嶋監督は「もう一工夫、必要」と注文した。

打線は5回に福田、宗の連続適時打で2点を奪ったが、3番起用の紅林が初回、3回、5回と3度の得点圏で凡退。指揮官は「毎回打つのは難しいこと。後ろの選手がカバーしてくれていたら」と腕を組んだ。

この日は首位ロッテも敗れたためゲーム差2・5から変動なし。24日からは、こちらも2・5ゲーム差の3位楽天と3連戦(京セラドーム大阪)が始まる。残り24試合。96年以来25年ぶりVを目指すオリックスが、最後まで力をふり絞る。