ヤクルト山田哲人内野手が、グランドスラムで2年ぶり5度目のシーズン30本塁打に到達した。

3回無死満塁、1ボール2ストライクから中日小笠原の直球を左翼ポール際へ。「追い込まれていたので、外野フライでもいいやと自分にちょっと楽な気持ちを言い聞かせていきました」と話し、難しい内角球に食らい付いた。6回無死一塁でも31号2ランを放つなど、3安打7打点の大活躍だった。

30発5度は、球団では池山2軍監督、バレンティン(現ソフトバンク)に続いて3人目となる。「池山さんに並べて光栄です。でも…」と続け、「また“ある人物”にすぐ抜かれると思いますけど。皆さん分かっているように、村上選手です」と、先制弾の4番を立てた。