希代のバットマンが球団史上最年長満塁弾で、球団史上初となる13試合連続負けなしに導いた。ヤクルト青木宣親外野手(39)が、5回2死満塁から左翼へ6号満塁本塁打を放った。39歳8カ月でのグランドスラムは、38歳8カ月の古田敦也氏を超える球団記録。チームはその4点を守り抜き、球団初の4試合連続0封で9連勝を飾った。記録ずくめの勝利で、30日にもマジック18が点灯する。

▼9月は17日塩見、21日村上、26日山田、28日青木が満塁弾。チームの月間満塁本塁打は80年8月西武、96年5月近鉄の5本が最多で、4本以上は17年5月楽天以来11度目。ヤクルトの月間4本は初めてで、同じ月に日本人選手4人が打ったのは90年6月オリックス(松永、柴原、石嶺、小川)以来2度目。